イントロダクション(成年後見の利用を考え始めたら)
(1)どういった目的があるのか
何をしようとして「成年後見制度の利用」をすすめられたのでしょうか。
その目的と制度利用が効率的かどうか確認しましょう。
さらに、制度利用をすることによって、どのような結果になるのかを確認しましょう。
その際に、一度専門家に相談することをおすすめします。
具体的な事情にそって、制度利用が適切か、利用後にどのように対応していくべきか、確認すべきと考えるからです。
(2)目的達成後の対応
当初の目的が達成できるとして、一方で、成年後見はご本人が亡くなるまで継続して行っていかなければなりません。
成年後見人の辞任には「正当な理由と家庭裁判所の許可」が必要となります。「当初目的としていたことが達成されたから」というのは正当な理由とはいえません。
申立前に、その後のことも真剣に考えておく必要があります。
(3)申立て準備
申立に際しては、本人戸籍等の他に、本人の財産状況に関する資料を添付する必要があります。
預貯金や株式等の残高を記載したもの、不動産があれば登記簿謄本等を添付した上で、財産状況をまとめた資料も必要となります。
これらを準備し、申立を行うこととなるのです。
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司法書士法人 貝原事務所
(しほうしょしほうじん かいばらじむしょ)
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シンプルな相続による不動産名義変更、相続による預貯金等承継から
複雑な数次相続案件(曽祖父母、祖父母からの名義変更)、
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