戸籍をあつめるのって大変?その3(相続のいろは)
実際にあった事例を参考にしつつ、
「戸籍収集が大変になる」モデルケースを考えてみました。
あくまでモデルケースであり、
当時の人の往来のあり方や年代ごとの旧町名など、
実際にはありえないところもありますが、
なんとなく厄介だなという点を感じていただければ
ありがたいです。
1.
被相続人(手続き対象となった方)は、大正初期のお生まれ。女性。
亡くなった時は沼津市にお住まいでした。
相続人の方によると、生まれは満州。
2.
住民票を取得して、本籍を確認したところ
本籍は富士市にありました。
3.
富士市に郵送で戸籍請求。
結果、昭和40年ごろに転籍されており、
(なお、これくらいまでであれば比較的、
手書きの戸籍でも読みやすい。ただし、戸籍を書いた人の達筆度合いによる。)
4.
小山町に郵送で戸籍請求。
婚姻によって、ご実家から夫実家へ戸籍が移っていた。
このあたりから、手書き戸籍の達筆度合いが増し、
記載内容の判別が困難になる。
5.
富士吉田市に郵送で戸籍請求。
同封されていた書類には「分家して本籍がかわっている」と記載され、
分家ってなんだろう。。。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
司法書士法人 貝原事務所
(しほうしょしほうじん かいばらじむしょ)
本事務所 :静岡県沼津市宮町441番地22
若葉町事務所:静岡県沼津市若葉町17-28
事務所HP :http://www.office-kaibara.com/index.html
沼津・三島・富士をはじめとする静岡県東部が主な業務地域です。
シンプルな相続による不動産名義変更、相続による預貯金等承継から
複雑な数次相続案件(曽祖父母、祖父母からの名義変更)、
休眠担保(古い抵当権)の抹消など
幅広く取り扱っております。
また、出張での相談も可能です。
ご高齢で事務所へ足をお運びいただくのに
負担の大きい方にご好評頂いています。
まずはお気軽にご連絡ください。
弊所へのお問合せについては下記HPをご参照ください。
http://www.office-kaibara.com/contact-test-mail.html
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★